幼き頃からよく聞いた、押したら痔になると言われていた頭のツボ、ご存知ですか?
目次
小学生の頃、よく押された場所
最近、頭のツボについて、お勉強しているのですが、そんな中、
僕が幼き小学生の頃、よく姉から頭のてっぺんを押されていた記憶を思い出しました。
ほぉ〜らっ、これでヒロは痔になるヨォ〜、そして下痢にもなるヨォ〜
と言われながら、頭のつむじをぎゅーって押されていた事を思い出しました。
俺っていじめられていたのかぁ??
と今になって気がつく鈍感ぶり。
実は痔になるのではなく、痔の改善になるツボ、それが耳と耳を結んだ頭のてっぺんあたりにあるちょっと窪んだ場所が
百会(ひゃくえ)
という頭のツボなんです。
万能ツボと呼ばれる百会
東洋医学では、怒りは肝(かん)の経路(ツボとツボをつなぐ気の流れ道)の乱れと大きく関与しているといわれ、怒りが溜まると肝が病む、逆に肝が病んでも怒りが溜まるともいわれています。
百会は、百(多種・多様)な経絡が会(出会う・交わる)という意味の名をもつ。その名のとおりさまざまな健康効果をもつ万能ツボです。
頭部の血行を促進するだけでなく、 全身の血行促進を促し、身体全体の健康にも深く関わっているツボと呼ばれているのです。
頭にある数多くのツボの中でも王様的存在なツボなのでしょう。
そして怒りの熱気を逃がす、いわば煙突のような役目のツボ。
気の流れや血流の流れを良くするツボが百会みたいです。
百会の効果・効能
1.自律神経改善
百会が自律神経と直結しているために、自律神経の働きをととのえてくれます。自律神経は全身の内臓や血管の機能をコントロールしている神経のため、この働きを整えることによって身体全体にその効果を発揮してくれます。
2.副交感神経の働きを活性化
リラックスを司る副交感神経の働きを良くする効果があります。
3.頭痛、目眩、抜け毛、痔の改善
自律神経が血管機能をコントロールしてくれる言わば運転手。そしてこの血液のドライブが快適なら、頭痛や目眩、抜け毛、強いては痔
にも効果があります。
血流が良ければ改善される事ですね。
4.ストレス、不眠症、自律神経失調症の改善
自律神経失調症、そして更年期障害の緩和にもよいとされています。
要は
百会は、頭部の血行を促進するだけでなく、
全身の血行促進を促し、身体全体の健康にも深く関わっているツボと呼ばれているのです。
神が宿るツボ、それが百会みたいです。
マッサージする際の注意点
1.百会の部分に人差し指と両手の中指を重ねて、まっすぐ体の芯に抜ける感じでプッシュしてみましょう。
もしあまりにも痛みが強いのであれば、一本の指だけでもOKです。もちろん爪で頭皮を傷付けることが無いようにしてください。
2.指圧する際は、押す時に息を吐き、離す時に息を吸う。
ゆっくりと息を吐きながら、ゆっくりと痛くない程度まで指圧をし、ゆっくりと息を吸う際にゆっくりと指は離さずに力を抜いていく。
3.飲食後30分以内は血液が胃に集中しているため、ツボを刺激すると消化が遅くなり胃に負担をかけてしまいます。食後にツボを刺激するのは控えましょう。
4.経絡が開きやすくなって気が強くなる時間帯があります。深夜0時と朝6時、お昼の12時、夕方6時は全体の経絡が開きやすくなります。ただし、食後の場合は30分以上空けてから行いましょう。
まとめ
駆け足で書きましたが、いかがでしたか?
頭のツボの王様、百会。
人の気やオーラの流れの穴でもある部位なんでしょう。
人のオーラの色が見える人が言うには
人は頭のてっぺんから色を帯びたオーラで包まれている
らしいです。私には見えないので、ぶっちゃけ分かりませんが、想像することはできます。
人間の体や精神の軸にあたるスタートラインが
百会
という頭のツボなのでしょう。
原点となるツボ、皆さんもお風呂場でシャンプーした後、30秒くらいゆっくりと押しながらマッサージしてみて下さい。続ければきっと何かが良くなるはずです。
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