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髪や頭皮や食品のことなど体に良い情報をお伝えします。

髪の傷みは減点法、プラスに改善はしませんよってお話

目次

毎日の髪のお手入れは出来る限りしましょう

 

皆さんは毎日の髪のお手入れをされているでしょうか?

お客様に伺うとほとんどの方が

流さないトリートメントを付けます

という回答を返してくれます。そう、髪を乾かす前と後の保湿は大切です。お風呂上がりにお顔に化粧水や乳液を付けるのに近い感じです。

そして、出来たら流すトリートメントもシャンプー後にしたらもっと髪が蘇るかも??

と分かってはいるけど面倒という方も多くいらっしゃるようです。

出来たらやりましょう!そしてシャンプー剤は髪や地肌の汚れを落とすのが目的なので、シャンプー後しっとりしすぎない位のシャンプーを使いましょう。

 

 

 

 

もし、しっとりし過ぎていたら、シリコン剤で髪の表面をコーティングされているので、汚れを落としきれていないです。シャンプー後はしっとりよりもサラッとした手触り位が丁度良いです。シャンプーをご購入する際はノンシリコンタイプでいいかと思います。

 

毎日トリートメントしているけど、髪にツヤ感が出づらいのはなぜか?

ネットや美容室で高価なシャンプーやトリートメントを購入して毎日使っているし、流さないトリートメントも毎日付けて髪を乾かしているけど、なかなか髪が綺麗にならない。

最近、そんな方が多い気がします。

 

 

トリートメントしないと髪の脂質分が減り、髪のダメージホールを穴埋め出来ないままになるので、ツヤ感が出づらくなります。

元々髪の毛の80%以上はタンパク質でできていて、残り12%位が水分、残りはメラニン色素や脂質などなど。髪が傷んでくるとキューティクルが剥がれ、髪にダメージホールができます。ほっておくとこのダメージホールから髪内部のタンパク質が流れ出ます。するとこのタンパク質を保持していた水分も流れ出ていきます。この流失を防ぐためにもダメージホールの穴埋めを担う

トリートメント

が必要になってくる訳です。

では毎日このトリートメントをしているけどなかなか効果を感じないのはなぜ?

 

頻繁にアイロンを使う

ドライヤーで髪を乾かしすぎない

ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正を繰り返している

など他にも要因はあると思います。

普段のご自宅でのお手入れの仕方でも髪の状態は変わってきますが、実は美容室でのヘアカラーやパーマ、縮毛矯正など薬剤を使うメニューの際の担当美容師さんの施術の仕方でだいぶ変わってきます。

 

ヘアカラー、パーマ、縮毛矯正の際の注意点

 

皆さんが美容室へ行き、ヘアカラーやパーマ、癖やボリュームや広がりが気になる方は縮毛矯正などの薬剤を使うメニューをされる方がほとんどかと思います。美容師さんがお客様の髪質や状態に合った必要最低限の薬剤の使い分けにより髪への負担が変わります。

基本的に薬剤には

髪のキューティクルを開いて膨張させるアルカリ剤

髪内部のタンパク質の結合を切る還元剤

が含まれています。

 

 

そしてヘアカラーの際はアルカリ剤

パーマ、縮毛矯正の際は還元剤

が髪内部に残留物として残っていると後々の髪のダメージに繋がります。

この残留物をいかに残さないようにヘアカラーやパーマを行なっていくかが重要です。これは担当美容師さんの采配によって変わることなので、気になる方は一度聞いてみるといいかもしれないです。お薬の残留物の処理ってどうやってるんですか?というふうに 笑。

パーマや縮毛矯正で使われる還元剤は髪内部に残留物が残りやすく、専門用語でいうとミックスジスルフィドというもの。これをしっかり除去する処置をしないと髪のダメージにつながってきます。そしてよくパーマかけた後3〜4日位、髪に残った薬の臭いが気になるという方がいますが、正にこの臭いがミックスジスルフィドという残留物の臭いなんです。お風呂に入って髪を濡らした際に臭う匂いです。原因はこの子です。

そしてヘアカラー後の色落ちが5〜6日以上続く場合は施術後のアルカリ除去が不十分です。染めたて1〜2日はシャンプー後、ある程度は色落ちします。この色落ちは髪内部ではなく、髪の表面のキューティクルに付着している染まりかす的な染料です。

よく美容室でカラーリングした日はシャンプーしないほうがよいと言う美容師さんもいると思いますが、しっかりとアルカリ除去して色素を髪内部に定着させるヘアカラーをしていれば、シャンプーしても問題ないのです。

仮にその日にシャンプーしなくても、髪表面に付着した色素はいつシャンプーしようが落ちます。

故に担当美容師さんがしっかりとした処置を施しているかでその後の髪の傷み具合とパーマやヘアカラーの持ちは変わってくるのです。

まとめ

ヘアスタイルの持ちや髪の傷み具合はお客様一人一人のホームケア➕担当美容師さんの施術行程によりだいぶ変わってきます。

そして髪の毛はお肌と違い、死滅細胞です。

傷んだら元には戻りません。

 

だからこそ、お互いが手を抜かすに髪の毛と向かい合う事が世の中に美髪美女を増やす手段です。

 

comme moi

自分らしく、私らしく、綺麗であるために

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