あなたは毎日ぐっすり眠れていますか?
目次
耳の周りにある不眠症を改善してくれるツボ
・完骨
耳の後ろの膨らんでいる部分から、1センチほど下の内側に少しずれたところで、髪の毛の生え際あたり、へこんでいる部分にあるのが完骨です。
副交感神経を整えるツボと言われ、内臓への血液循環を良くすると言われています。
また、顔の周りの血行を促進するので、不眠だけでなく、吹き出物など顔周りのトラブルにもおすすめ。
そもそも交感神経が優位になっているのは、イライラしているときや不安なとき、ドキドキしているときなど活動しているときです。このときの身体は、筋肉が緊張して縮んだり、血管が縮み血圧が高くなったりしています。
一方で副交感神経が優位になっているときは、リラックスして安心している、心が落ち着いた状況のとき。本来は、寝ているときには副交感神経が優位になっています。
そして、自律神経は手や足を動かすときの神経とは違い、自分の意思でコントロールはできません。自律神経のバランスには日頃の生活習慣が反映されるので、日頃から運動や食事、睡眠に加えストレスケアも重要になります。
そしてこの完骨というツボは副交感神経を整えて、精神を落ち着かせてくれるので、不眠症を改善し、ぐっすり眠らせてくれるツボなんです。
そしてその名の通り、安眠
完骨より少し耳に近い位置にあります。
耳の後ろにある下に向かって、尖っている骨(乳様突起)から、およそ指の幅1本分下にあるのが、安眠のツボです。
この場所を押して痛みやコリを感じる場合は、自覚症状がなくても睡眠不足の可能性があります。中指の腹で軽くゆっくり骨をなでるように押すようにします。強めに10~20秒ほどの指圧を5~10回ほど繰り返しましょう。
この2つのツボ、
完骨と安眠
は不眠を解消し、眠くさせてくれるツボ。
夜なかなか寝つきが悪いという方はお風呂上がりの就寝前にツボ指圧を行なってみてください。ほんわかとした眠気に誘われるはずです。
その他にもまだまだあります
翳風(えいふう)
【位置】耳のつけ根の後ろ、口を開けるとくぼむ部分。
【効果】全身の気の流れや血流が改善されます。ほかにも、頭痛、肩こりのほか、くま・くすみ、顔のむくみなどの美容効果も期待できます。
【押し方】左右のツボに両手の中指をあて、気持ちよく感じる程度の力でゆっくり押します。首は神経が集中している繊細な場所なので、強く押しすぎないように注意しましょう。
https://www.cali.jpより出典
以前ご紹介した額の髪の生え際から、前正中線上を親指半分後ろにいったころにある神庭の効能とも似たくまや顔のむくみにも効果があります。
頷厭(がんえん)
効果
目の疾患やめまい、耳鳴り、片頭痛などの頭痛にも効き目があり、とくに後頭部の痛みに効きます。また、顔面のまひやこわばり、三叉神経痛、手・腕の痛みにも効果があるとされています。
場所
前髪の生え際付近で、こめかみからおよそ親指二本分上あたりにあります。
http://hairs-media.comより出典
角孫(かくそん)
効果
結膜炎、耳鳴りや耳の痛み、むし歯や歯周炎、首すじから頭部にかけてのこわばりに効き目があるとされています。頭痛・頭重、めまい、立ちくらみなどにも効果が期待できます。
場所
もみあげ付近の、口を開けたり閉じたりする際に、くぼみができるところにあります。
http://hairs-media.com
和髎(わりょう)
効果
三叉神経痛に効果があるとされています。
場所
図に記載していますが、顔正面側の耳の付け根の上部にあるくぼみが和髎(わりょう)です。
http://hairs-media.comより出典
まとめ
私も多々ありますが、就寝前にスマホから出るブルーライトを見すぎている、色々な事を考えすぎるなどで眠りづらい状態に陥ってしまう。
就寝する2時間前はゆっくり入浴して、食事はとらないようにし、頭を空っぽにして、この完骨と安眠のツボを押して眠りを誘う。
体と心をリラックスさせてあげることが心地よい睡眠への条件ですね。
ぜひ実践していきましょう。
comme moi
私らしく、自分らしく、健康であるために
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